520内臓スラダンを作ってみる
どうも、平日ガルドです!
突然ですが朗報です。
私実は…
はい、一応大会に参加される方に便乗させていただいて応募したものが見事当選いたしました。
これにより日程さえ合えば夢の…ついに夢の「公式大会」に参加することができる…というわけです!
あぁ、気が高鳴るぅ…あふれry
ということで…
今回は公式大会用にスラダンの作成をしていきます。
因みに何故公式にはスラダンが必要かということを簡単に解説致しますと
公式5レーンコースは通常の3レーンコースと違い、壁の材質が硬くて繋ぎ目が結構荒めみたいなんですねー(実際見たことはないですが…汗)
なので普通のローラーセッティングだと、壁の段差にローラーが引っかかって減速したり最悪コースアウトしちゃうみたいなんです。
コースの繋ぎ目を通るたびに減速…ちょっとキツイかなー…?
なので、公式車には径の大きいローラーやスラダン搭載車が有利であると(推測です)
これを書く前にも情報収集として少しだけ調べてみましたが
やはり優勝マシン達もスラダン搭載車が多いみたいです…が、前後かは分からず…
少し前に公開された「ミニ四駆特番」ではほぼポン付けマシンが完走しつつある程度の速度で走り抜けてましたので
もしかしたら必須ではないor前後で無くても良いのかもしれませんね(´∀`;)
まぁ僕は初めての参加になるので定石通り組ませていただきます…!
と、いうわけで本日の本題
「520内臓スラダンの作り方」です
520内臓スラダン…ネームとしては凄くロマンを感じますが、はたして効果はいかほどなものなのか…
今回用意した材料はこちら!
FRP強化マウントプレート×2
…世の中でこのプレート使ってるのって僕だけなんじゃ…?というくらいあまり見かけないプレートです
個人的には結構安価で使いやすいと思うんですがねぇ(;-ω-)a゙
…カーボンで出たら変わるのだろうか
頑張れ!マウントプレート!!
では早速…
マスキングテープで大体の目安を決めた後に中心のバネの入る部分をリューターで「H型」に型取り
(少し控えめにしたので調整が楽でした(`・ω・´))
520を入れる部分もリューターで横幅のみ型取り。
こうしておくと削るときの型にもなりますしこの後が結構楽になりますよね
因みにこれ真鍮スペーサーの通常スラダンでも使えますのでオススメです!
ギリギリよりも少し手前までで止めておくと良い感じになるみたいです
そしてこの後はひたすら…
ガリっと(?)削る…!!
カーボンと違ってFRPは大根のごとく削れて結構気持ち良いです
…カーボンでこれやるとしたら大変ですね(汗
(H字型バネ穴完成)
520可動部は少し繊細に型取りをして慎重に慎重を重ね…
520が入るようにまずは四角形に成形をしました。
こうすると可動部の左右のバランスが取りやすい…
そして最後に横の部分を丁寧に丸く仕上げ…
これで可動部プレートの完成です…!(所要時間1時間)
丸みを出すのが結構大変でしたねー…
気分は職人さんです(ノ∀`;)
プレートのオモテ面と裏面の削れ具合が一緒になる様に少しずつ削らなきゃいけないのが少し辛かったですが…
そして二枚目の土台となるプレートもしっかり型取りをして
上下左右に削ってから少しずつ角を落として円形に仕上げていきます。
因みにこの可動部部分を時間がかかるからといって雑にやってしまうと、制度皆無のガッタガタスラダンが出来上がりますのでこの部分は特に繊細に行って下さい!
ガタつきのあるスラダンはただの飾りなっちゃいますから…(経験者談)
穴はこの様に520がぴったりハマればOKでしょう…!
どうですか…?この美しいハマり具合…見事でしょう?(頑張りましたよ。)
そして土台プレートが完成
(所要時間40分)
そしてこれを
土台プレート→可動プレートの順に重ねたあと
520の上にスプリングワッシャー→ワッシャー→ロックナットを締めれば…!
520内臓スラダンの完成です…!!
正直、通常のスラダン作りより加工がかなり面倒くさいです…
ですが、可動のスムーズさとガタつきのなさは真鍮スラダンよりも断然良い感じ
何より真鍮スペーサーを切って調整するといった作業がないために、
常に安定した性能を発揮出来るというのは結構な売りポイントだと思います!
逆にデメリットとしては520がそこそこ径が大きいのでそれをプレートはめ込むとなると耐久性の方が結構…
ですが、個人的には動きがいいので真鍮よりも520の方がオススメですね…じかんかかりますけど(;-ω-)a゙
FRPで公式のコースに耐えられるかはちょっと心配ですけどね
因みにですが
もちろんの事通常のマルチプレートでも作ることができますのでこちらの方もオススメです。
こっちですとカーボンありますし…ね?
頑張れ…マウントプレート…!