初・公式戦‼︎ジャパンカップ 掛川 in つま恋(後編)
遅くなりましたが後編です!
いよいよ車検…
僕が並んだ時には既に30人ほど列にいましたが、コースが見えない上にこの先の段取りが全くわからず
正直この時点でかなりテンパってました
だって車検の列、捌かれるのがめちゃくちゃ早いんですもの
コースも車検を受けた人の動きも見えないくせに列だけはグングン前に進んでいってあーどうしようあわわわわ…
って感じです(^_^;)
待っている間は周りはよく見えなくなりますが、MCガイさんや櫻井なるさんの実況は聞こえるので、次々と波乱のレースが繰り広げられていることだけは分かります。
あぁ…まるで
「次はテメェの番だよクソマシン野郎…!」
とでも言われているような気分…
(そんなことはありません)
取り敢えず自分の貼ったブレーキを触ったり、スラダンをキコキコしていましたらやっと…というかとうとう僕の車検が来ました。
車検の人「マシン預かります。」
僕「あ、はぁっ!」(既に限界)
車検の人「とんっ、カチャカチャ…」
車検の人「当時のままですか?」
僕「ぇ…?(声かけられた!)」
…っと少しビクつきましたが、無事車検を通りました。
もうこの時点で体力を使い切った感じ
もしここでやり直しになったらどうなるんでしょう?
あ、因みに声をかけられたのは隣で車検を受けられてた方でした
お隣さんは恐らく第一次ブームの方だと思うのですが、昔作ったマシンをほぼそのままのセッティングで持ってこられていたみたいですね
恐らく十年以上前のものだと思うのですが、かなり綺麗な状態のマシンでした。
きっと思い出がたくさん詰まった大切なマシンなんでしょうね。
車検の方とお話ししている時もその方はまるで少年のような顔をされていました。
走りきることは無理かもしれない…
けれども、もう一度このマシンが公式コースを走るところを見てみたい…
その方からはそんな想いが伝わってきました
思えば僕も同じです。
日はまだまだ浅く、特に大きな功績を残したわけでもありませんが
僕にとっては今手に持っているマシンは一生懸命に作り上げた思い出のマシンです。
走りきることは無理かもしれない
けれども、走らせたい、走らせてみたいというこの気持ちは本物です!
ならば何故緊張する必要がある?
僕もまた隣の人と同じように、好きなマシンが走るところを見てみたいだけだった!
車検を終わり、コースと並ぶ列に案内されます。
コースは4番…ボディのメインカラーと同じ赤のコースです!
これは期待出来る…!
頼む…完走しろとは言わない
出来れば無事に帰ってきてほしい…!!
MCガイ「シグナルに注目…」
ドキドキ…
GO!!!!!!
さぁいよいよレースが開始!
スタートはやや遅れ気味でしたが、その差は車体一個分!
と、ここでマイマシンのみがいち早く加速をしてグングン差を詰めました!
明らかな加速差…やはり4:1のギアは凄い
その後はバンクを登って…
下りで勢い良くCO!!!!
っえ?
こーす。あうと…?
(´ ・ ω ・ `)
レース開始の後、2秒でコースアウト
これで今回のレースは終わりです…
…なんだこれ
マシンはレース後直ぐにマーシャルの方にお渡ししていただきました
無事、無傷で帰ってきました
あぁ…まぁ…無事で…ね?良かったよ…本当に
因みに昔マシンの方も同じところでコースアウトしてました。
お仲間お仲間
あとあと理由を調べてみると、どうやら原因はフロントスラダンにあるようで
僕の作った「520内臓FRPスラダン」は520を入れるために大きめの穴があいてしまっているので、
通常のスラダンよりもかなりスラストが抜けやすい…ということでした
これを実用化するには二枚重ねにして強度を上げるか、なんらかの方法でスラストの抜けを防止しなければなりません。
うーん…この
というわけで何とかスラストをつけたもののやはり突貫工事
その上抽選も外れてしまい…本当に今回のレースは2秒で終了してしまいました…
おう…情けない
そんな感じで帰路に着き、その後は仕事の宿題をやりつつ、他のイベントを消化していってました。
いや〜今回は色々ありましたが、その分学べる事も多かったです
特にベテランの方のマシンを見れたことは大きかった!!
まだまだ仕組みや構造などは理解出来てませんが、少しずつ僕のマシンの方に取り組んでいくことができたらなっと思います。
それでは…次回に向けましてマシンを練る…ことができればいいな
と思いつつ終わります
掛川に参加された皆さん、お疲れ様でした!!