S2再構築 シャーシ作り!
今回は前回のS2作りの続きという事で、基盤となるシャーシを作っていきます。
といっても単に切った削ったするだけですが…
という事で、平日ガルドです。
今回用意したのはこちら
「強化カーボンシャーシ」
憧れのカーボン製です!
…カーボン…いい響きです
ただ、写真のフロント右側を見て頂ければわかるかと思いますが、シャーシが硬すぎて加工に若干失敗してます。
今までFRPでスラダン作ったり、ABSシャーシを加工したりしてきましたが
正直この中で抜群に加工しにくいです…
ABSシャーシなら殆どペンチで切りとって何とかする事ができましたが、カーボンに対しては文字どおり歯が立ちませんでした…
…なので
軽く穴を開けてからペンチでぶっこぬいていく方法をとる事にしました
いくらカーボンといっても穴だらけにしてしまえば耐える事などできまいっ!!!
…まぁ得意の剛性も穴さえ空いていれば多少はもろくなるでしょう
という事で早速…
はい、失敗しました
ダイヤモンドヤスリで表面を少し整えたので写真では分かりにくいですが…
思ったよりもシャーシに粘性があり、穴をブチ切ろうとしたら予想外なところまで千切れてしまいました…
うーん…これ剛性の面とか大丈夫だろうか…?
とにかく紙やすりで仕上げ
カーボンなので削るのも大変ですが、何とかやりきりました。
一つ前のダイヤモンドヤスリでの荒削りと比べると少し滑らかになりましたね(´∀`;)
ただ、触り心地は 段 違 い です
ヤスリがけは当然かもしれませんが、ダイヤモンドヤスリの後も細めのヤスリで整地したほうがいいです。
…これは個人的な話ですが
#1000の紙やすりを使った後の触り心地が非常にスベスベしてて好きです
面やとっかかりが無くなったツルっ!としたところを親指と人差し指を使って「ツーっ...」と…
優しく「ツーっ...」と何度も撫でるのが好きなんです
…(´・∀・`)
お次は電池部分の加工です…が
先に言うと電池落としではなく、単なる剛性抜きです
S2の場合バッテリーの所をこれでもかってくらいにごっそり抜かないと落ちない
:(S2は電池を置く位置のサイドに電池が動かないようにするホルダーがある為電池が落ちない)
ので
電池落としはメリットよりデメリットの方が大きいような気がしたので今回は剛性抜きだけにとどめたいと思います。
そしてこの部分ではフロントの教訓を生かして…
このようにマスキングテープでとるところをしっかりマーク!
更にこれに添いつつマシンガンのごとく穴空け!
そして今度はペンチで抉らず、リューターの刃先をドリルから円板型のカッタータイプにして穴を繋げるようにカット!
更にそのまま刃先を変えずにある程度整形した後に最後は手でフィニッシュッッッ!!
時間は掛かりましたがなかなか上手くできました(ノ∀`;)
(所要時間90分程)
シャーシの加工は以上です…が
やっぱりカーボンは硬いですねー…
世の中のカーボン使いの皆さんは毎回このような事をしているのかと思うとゾッとします(´∀`;)
因みに加工ごとに重さを測りましたが
通常カーボンシャーシ 15g
バンパーレス化 13g
バンパーレス+剛性抜き 12g
という結果に
小数点まで測れないしがない結果ですが、少しでも参考になればと思います。
因みに無加工だと
ABSシャーシ 13g
ポリカABS 14g
カーボン 15g
らしいですね
詳しくは調べられませんでしたが、上のものほど柔らかく軽い
下のものほど硬くて重いらしいです。
因みに柔らかければー…硬ければー…というのもコースやセッティングに依けりでベストっというのはないらしいですね
ただ、カーボン製は滑りが良くて耐久性が高いというのは間違いないみたいです
という事で今回は以上!
次からはいろいろ作っていきます(´ω`)